News

新着情報

お知らせ

おみ足の悪い方への事前案内 ~千歳の湯・かっぱの湯~

当宿のお風呂は建物の構造上、必ず段差がありまして、特にご年配のお客様には、度々ご不便おかけし、私ども心苦しく感じているところでございます。

先月はジャングル風呂の内部の階段のご案内を致しましたが、

※参考: https://taisenkaku.co.jp/news/795/

今回は、前もっての情報提供として、千歳の湯・かっぱの湯のご案内です。

まず、ロビーと同じ階(2階)の共用廊下の突き当り奥へ。

こちらの右を向くと…11段の階段があります。

突然階段が出てきて驚かれると思いますが…そしてちょっと暗めの雰囲気。

この階段を下りきった左側に千歳の湯の入口があります。

そして、千歳の湯の中にもまたさらに階段が4段あります。

(千歳の湯。その窓ガラスの奥にかっぱの湯があります。)

ちなみに、なぜ当宿でこのような石を使った構造物で、暗い雰囲気、段差が多いかと申しますと、

昔はこの辺りは湖底風呂・洞窟風呂というのがあり、

これまた当時としては画期的な(!?)鯉の泳ぐ水槽を見ながら入るお風呂がありました。

時は昭和の高度成長期ともあって、全国各地で団体旅行が盛んな時代、

先代たちも他所にはない一目置く施設をつくろうと考えた末の湖底風呂、洞窟風呂だったようです。

湖底ということで、地上より下ということでの段差造り、そして石造りの名残であります。

もう一つおまけに、先代の最初の商売は「石屋」ということも要因として挙げられます。

(↑昭和60年頃の泰泉閣パンフレットより)

現在皆様からのご要望として多い、例えばバリアフリーや段差の解消など、

私どももなかなか応えられないもどかしさがございますが、ご理解頂けると幸いに存じます。

ご利用にあたって、不明点ありましたら、お気軽にご連絡くださいませ。